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夫婦同伴の社交ダンス

社交ダンスを夫婦で習っているという欧米人においては、たくさんいます。しかし反対に日本人においては、夫婦で一緒に何かを習うという習慣がありません。日本でも、晩餐会やパーティーや儀式などにおいて、欧米と似た社会行事が近年多くなりました。しかしそうした中でも、あきらかに日本と欧米で異なるところは、日本では男性は男性同士、女性は女性同士での交流の場をそれぞれ持ち、たとえ両方が揃うときであっても、あまり男女が混じりあわず、同性ばかりで集まっている傾向にあります。

自然にそうなるという場合も多いのですが、幹事や上下関係などがそうした形にもっていっているという場合もありそうです。日本では、仕事の後で飲みに行く時にも男性同士が多く、その中にもしも女性が入るといったときも会社の関係のみの付き合いであり、夫人同伴でという宴会はほぼ聞かれないようです。欧米では、どんなパーティーでも男女混合は当たり前で、男1人女1人のペアでの参加が暗黙の決まりごとになっています。社会行事も男女が半分半分になることがほとんどで、ダンスであれば社交ダンスではない場合でも、男女のペアで踊るという伝統が残っています。

これはダンスだけに限らず、同性同士ばかりが固まり合っている光景を欧米人たちが見ると、とても奇異なことに思うでしょう。決して日本の文化を否定するつもりではないのですが、夫婦連れでパーティーに参加するなんて素敵で格好良いと思いますし、どうせ男女ペアで踊る社交ダンスを習うのであれば夫婦で習うというのはいかがでしょうか。自分とは反対の性のサイドに行って、気軽に話し始める欧米人を見た時の日本人の感想はといえば、積極的な男たらし、もしくは女たらしと思うくらいのものでしょうか。

しかし、欧米においての社会行事の招待には、異性のパートナーを同伴して出席するといった無言の取り決めがありますので、既婚者はもちろん自分の妻や夫で、不用意に日本人のビジネスマンなどが、1人でそのような所へ顔を出したとすると、周りの欧米人たちは、誤った推測をすることは間違いないでしょう。もしも、何かに招待されても、妻や夫が同伴できない場合には、欧米では「My wife will not be able to attend, because~」「妻は出席することができません。というのは~だからです。」などと、事前に理由をつけて連絡する必要があるのです。誰かの家に招待されたときでも同様で、何も言わなければ夫婦同伴ということです。しかし、夫婦同伴の参加だからといって、パーティーの間中ずっとくっつきまわっている必要は全くなく、入り口で何人かに紹介し合った後には、他の色んな人との会話を楽しむほうがむしろよいでしょう。

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