Top > 社交ダンスの歴史 > 社交ダンスの原型

社交ダンスの原型

様々な社交ダンスにおいて原型があり、現在のダンスとなっています。「モダン-ヴェニーズ」というワルツのダンスは、「シークエンス・ダンス」といって上流階級の社交場で踊られたダンスが原型でした。ボストン・ワルツからワルツは始まり、ヨーロッパでそれが一般的になりました。自由に各カップルが動く踊りで、一般大衆のおいても楽しめるようになりました。タンゴの音楽は、キューバのハバネラが原型であり、アルゼンチンの酒場で昔、漁師や牧童が無理やり嫌がる女性を抱き寄せて踊ったことが原型とされています。

フォックストロットにおいては、 ステップに何のきまりも始めはなく、軽快なつまさきでのアクションのダンスが基本的でした。そして「Trot(早足)」や「Center(普通の駆け足)」を取り入れて、英国に1914年に伝わって、大流行しました。1929年にクイックステップは正式種目となったあと、とてもスムーズなものとなり、フォックストロットのゆっくりした感じを思い出させるもとなりました。ルンバについては、キューバ東部にあるオリエンテ州の原型ダンス音楽「ソン」が始まりとなり、全土に1910年代の後半に広まり、1930年ドン・アスピアス楽団による南京豆売りから、世界的に流行になりました。

サンバの原型は、ブラジルにあるバィーア地方に伝わる、前後に動きつつ激しく全身で踊る祈祷で踊られた「バツーキ」の1種と言われています。チャチャチャにおいては、キューバの音楽家たちからのジャム・セッションから1940年頃マンボが生まれ、その後にチェリー・ピンク・マンボのテンポの遅い演奏スタイと似た、「チャチャチャは素晴らしい」(エンリケ・ホリン)が大ヒットとなり、チャチャチャがそこから広まりました。パソドブレの原型には、音楽は古くからスペインで闘牛士が入場する時の演奏されるマーチであり、アンダルシア地方のフラメンコと後に融合してできたと言われています。ジャイブの原型は、アメリカで始まったということ以外が定かではなく、いつごろこのダンスの原型が生まれたかは分かっていません。

始めに呼ばれてた名称が「スイング」であったことから、グレン・ミラーやベニ-・グッドマンなどの演奏スタイルをスイングと呼び、昭和10年前後くらいに踊られ始めたのではないかと思われています。

カテゴリー